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「ONE OUTS」全巻レビュー
先日、「ONE OUTS」という野球漫画が全巻揃いました。
たいして野球好きじゃない俺が嵌る程なので相当の名作。
と、いうわけで特別企画として1巻毎にレビュー&何となく頭に残る言葉 (別に名言でもなんでもないものも有)を
書き綴っていこうと思います。 (でも台詞はうろ覚えの場合があります。なんとなく察しろ。)
※面倒なのであらすじは省く。気になるなら買って読め。
つーかwikipedia見ればいいんじゃね?
でもネタバレはする。
1巻「アンタの方こそ勝負をナメてるよ」
※巻数の横に書いてるやつが、何となく気になった言葉。
どっかのサイトで作者が「これは実質0巻です」とか言ってた。でも1巻。
なんで0巻なのかっつーのは、これはプロローグ的な 内容に仕上がってるからだとか。
ちなみにこの巻で登場した2軍ピッチャーとコーチは その後10巻まで出てきません。かませ犬っぷり全快。
とりあえず主人公、渡久地東亜は人間の心理をコントロールできるそうです。 …この時点で反則じゃねーか。
2巻「確率が低いとはつまり、ゼロじゃない」作者曰く、こっから本編。正確には主人公、東亜がプロになってから。
東亜がプロになった理由は、今まで賭け野球勝負で無敗だった東亜が リカオンズの天才打者、児島と勝負して
敗れたから。児島は東亜の才能を見抜いて自球団、リカオンズの優勝を依頼。 そうして東亜はプロになる。
ところがいきなり球団オーナーに ワンナウトで年棒+500万、1失点につき-5000万という無茶な契約を 持ちかける。
…ちなみにこの契約は14〜15巻で回収する伏線の要。
この巻で登場するフィンガースの天才ピッチャー、河中とイーグルスの水橋は
この巻ではいい所無しだが終盤で活躍。
本編では深い描写はないが、東亜は仲間の危機意識を高めるために イーグルス打線にわざとボール打たれてるっぽい。
初試合で完全試合やっといて次で いきなりバンバン打たれるとか普通ありえないから。
…間違った。そういや東亜の初試合はブルーマーズ戦だった。 直接描写はなかったけど。
あ、主人公ピッチャーだから。
3巻「今日のマリナーズに勝つヒントは今日のマリナーズの中にしかないんだ」スポーツ漫画にありがちな展開。序盤で最強集団と戦う。
ただ普通のそれと違うのは、主人公が全く負けない事。
この巻で初めて東亜が打たれない理由が暴かれる。
ただの遅いストレートのはずなのにそれを自慢の制球力で ボールに回転をかけて上下に曲げて
まさに「バットを避けていくボール」を作っているらしい。
でも一番凄いのは打者の心理を読み取って 一番投げられたく無い所に投げることらしい。
ちなみに東亜の持ち球は120キロ前後のストレートだけ。 でも制球力あるのに変化球の練習を全くしないのも不思議な気がする。
「もしかして本当は変化球投げられるのに隠してるのか?」 なんて考えてみたが結局
最後まで変化球は投げなかった。
ちなみにこの東亜のボールの仕組みを暴いた打者、高見は東亜に最終巻まで絡んでくる。
んでもって高見はこの巻の最後で渡久地を打つ。まぁ次巻の伏線だけど。
4巻「責任を取るってのはなぁ、痛い思いをするってことだ」個人的に一番好きな巻。
試合を引き伸ばして台風による雨天中止を狙うと思ったら一転、 突如逆転して敵投手の防御率を大幅に下げ、
それを利用して挙句の果てに敵監督に試合放棄させる話。
防御率と試合放棄がどう関係あんのか、というと、
雨天中止を防ごうと敵投手がむちゃくちゃにボールを投げる →当然めちゃくちゃに打たれる→防御率大幅ダウン
→監督が試合放棄すれば、自責点は全て消えて防御率が復活する。
さらになんで東亜がこんな面倒なことするかと言うと、
試合放棄すれば防御率が回復する、ということは失点も消えるわけだから、 東亜が時間を引き延ばした代わりに費やした
失点も消えるわけで、 2巻で結んだ1失点5000万の契約が無くなって、結果とったアウト分プラスになる、ということ。
東亜が雨天中止狙い(本当は違うけど)だと気づいたのはやっぱり高見。
でもこの高見のせいで他の2人のクリーンナップの影が 相当薄くなってるのは気のせいか。
あと、この巻でめちゃくちゃ打たれたマリナーズ投手の吉良は 「サイレントジャイアント(静かなる巨人)」という異名が付いてるが、
17巻あたりから全くサイレントじゃなくなります。
5巻「これはジョンソンの負けじゃねぇ、テメェの負けだ」
VSバガブース編突入。
世界一の俊足、ジョンソン登場。右目の刺青怖ぇよ。シールらしいけど。
この巻でオーナーは東亜に失点してもらうために敵ランナーが3塁に出るたび 東亜をリリーフし、普段はファーストにほったらかす。
「背水のリリーバー」戦法を実行。ネーミングセンス無ぇな。意味は伝わるけど。
なんでオーナーが東亜にそんな指示出せるのかっつーと、 監督がオーナーの忠実なイヌだから、らしい。
6巻以降は渡久地の味方になるけど。
5、6巻ではホームスチールが物語の中心になるが。 それを実行するのは全部ジョンソン。
つーか 他の人じゃどう頑張ってもホームスチールなんて無理。
※ジョンソンは7巻で戦線離脱します。
6巻「お前の足が使えないって事を、この場で晒し者にしてやる」
東亜、この巻で全巻苦戦したジョンソンにとどめを刺す。
ジョンソンの弱点を挙げていくと、
・バントしかできない(バッティングはどんなザコボールが来ても打てない)
・守備ができない(ボールから一瞬でも目を離すと絶対にキャッチできない)
・試合中はひたすら走り続けるので当然体力を消耗する (終盤には得意のホームスチールが出来ない)
バントだけできりゃ俊足で十分進塁できるじゃねーか、と思ったら大間違い。
東亜は外野を全員ジョンソンの回りに集めてバントを阻止する「9人内野」を実行。
これ、防ぐ方法は無いらしい。
とにかく、敵監督もジョンソンもこの巻は良い所無しってことで。
7巻「この俺が、あいつらに剣を突き立ててやる」
反則球団、ブルーマーズ編突入。
この辺からさらに面白くなる。
ブルーマーズはまずジョンソン率いるバガブースと対戦。 事故に見せかけジョンソンの足を潰し再起不能に。
でもこの巻は「ブルーマーズの反則野球の強さ」をアピールするためにある巻 みたいな感じなんで
人によってはつまんないかも知れない。
でもブルーマーズのインチキナックルボーラー、ウィリアムスの持ち球が 「ナックルとシンカーだけ」って不自然じゃね?
何でナックルみたいな難易度高いボールが投げられて(当然インチキだから) 他の変化球投げられないんだ、ってなるだろ。多分。
この巻から東亜の属する球団、リカオンズの地味な正捕手の出口が
頭脳派捕手に変貌する。何故か。でも出口のイメージがなんとなくルイージだ。
8巻「打てるかねぇ、サイン交換をしないこの俺から」
ブルーマーズVSリカオンズの本格的な試合スタート。
ブルーマーズ第一の反則「サイン盗み」発動。 ベンチからのサインも捕手のサインも全部盗む。
どーやって盗んでるのかっつーと。盗聴。
まぁ渡久地にあっさり見破られる訳だが。
んでもって東亜は偽のサインを出して、ブルーマーズを自滅させる。
でも偽のサイン作戦の準備を整えたのは、出口。しかも東亜は指示をだしてない。
「普通に考えたら、必ず気づくはずだ」とか言って完全に出口を信頼してる。
9巻「使ってる人間がよっぽどヘボいのか、暴発しっぱなしだなぁオイ」
この巻でとうとう東亜VSウィリアムス実現。 しかも渡久地は全くできない打者として挑む。
「ボールにナックルっぽくなる細工がしてある」んだから1塁に投げても ホームに投げてもナックルになり、普通に投げようとしたら
ボールが揺れない様に持ち方を工夫しなければならない
という弱点を見事に突き、 さらに「敵捕手がナックル用とシンカー&ストレート用のボールを持ってる」事を
利用してウィリアムスに完全にとどめを刺す。
その前に、ブルーマーズの新盗聴戦術に東亜は少し苦戦するが、結局仕組みを暴く。
微妙に次巻にも続く。
10巻「土下座しろ。本当に悪いと思ってるならできるはずだ」 ブルーマーズ最後の大技「東亜が反則をしたように仕向ける」を発動。
実はこの大技はリカオンズオーナーが東亜を負けさせるために仕組んだもの。
@東亜にボールをぶつける(ようにする)
これで東亜の注意を完全にそらす。
A東亜がファーストで守備中、わざとぶつかる。
東亜は大ダメージにはいたらなかったが、警戒して監督に頼みマウンドにあげてもらう。
Bマウンドに上がる際、ブルーマーズの野手が東亜に話しかけるフリして東亜のポケットにヤスリを入れる。
C東亜がボールを投げた後、「このボールなんか変じゃね?」とか言って東亜に濡れ衣を着せて、試合からひきずり降ろす。(出場停止の罰待ち)
ボールはあらかじめ傷つけておく。その際使ったヤスリはこっそり処分。
この時、リカオンズオーナーはONEOUTS契約の一部 「ベンチの指示に従えない場合、毎試合−5億円」を実行され
東亜を赤字転落に落とす。
D後は東亜の後につくザコ投手を打って終わり。
東亜、これに即効で気づいた。というわけでここから東亜の作戦。
@ブルーマーズに入れられたヤスリを相談するフリして捕手の出口に渡す。
A出口、ブルーマーズ打者のポケットにヤスリを放り込む
B東亜、ヤスリの疑いをかけられた時、「じゃぁボールに触れたやつ全員調べろ」と言い放つ。
C打者のポケットからヤスリ発見。
東亜完全勝利。
この後は2軍のザコ共を巻き込んだ新ONEOUTS契約編に突入。
11巻「ヤツらの能力の片鱗を見せてやる」
新ONEOUTS契約編。
東亜&二軍のザコ3人の倉井、ムルワカ、菅平VSオーナーとなる。
ルールは、東亜、倉井の2人はピッチャーなのでそのままワンナウトで 年棒+500万、1失点につき-5000万
ムルワカ、菅平は打者なので1打点+5000万、3アウト-5000万。
こんな契約を結ばされた3人はとりあえずは一軍入り。
東亜は「この3人は才能がある」として挑んだ契約だが、3人がなかなか覚醒しない。
つーわけでこの巻は東亜良い所無し。
この巻から再びVSフィンガース。河中出ないけど。 天見、北大路という2人の天才打者が登場。
12巻「あとは彩川を再起不能のドロ沼に沈めるだけだ」
彩川ってのはオーナーの名前。
この巻の後半、とうとう倉井が覚醒。 160キロのストレートを投げる剛速球ピッチャーに。
ただ体力が無いので30球が限度だとか。 でもこの巻から最終巻まで登板したら全て三振で抑える。
で、続いてムルワカ覚醒...は次巻で。相手は河中。
この巻からだんだん河中の顔がLIAR GAMEの秋山深一に見えてくる。髪の色違うけど。
13巻「悔いろっ!全身全霊で悔いるがいい!」
無事ムルワカ覚醒。最強のパワーヒッターに。
最後に菅平覚醒...と思ったら東亜爆弾発言「菅平には何の才能も感じなかった。」
リカオンズの打者、児島が東亜に無理に頼んだらしい。
11巻で「3人には才能がある」と言ったのはハッタリだと判明。
だが、菅平は執念でなんとか打点をあげる。(デッドボールだが)
敵監督に「いいや、いまのはわざとだっ!」とか言われるも東亜が 得意の口上で言いくるめる。
この後、再びブルーマーズ戦。東亜&オーナーの最終決戦の舞台となる。
オーナーはブルーマーズのピッチャーを買収し、 東亜にボールをぶつける様に仕向ける。
続きは次巻。
14巻「どうも、新オーナーです」
東亜、ブルーマーズ戦で右手にボールを喰らう。めっちゃ痛そうにしてる。
しかしそれは演技だった。実際は全くの無傷。
オーナーはそれに気づかず、次の試合でのレートを200倍に。
※ONEOUTS契約では試合毎にオーナーがレートを決める。
200倍なら、ワンナウトで+10億、1失点で−100億。
結果は当然、東亜の大勝利。
年棒はなんと、300億を超えた。
オーナーはもはや球団経営が不可能となり、オーナーを降りる。
しかし、どちらにしろもともと球団は売り飛ばす予定だったのだ。
ここで新事実が明らかになる。
東亜はプロ野球参戦前、球団が買われる先を調べ、その会社に
「俺が彩川を赤字に追い込み、球団の値段を下げる代わりに、 そっちがもってる全ての情報をよこせ」
という話をもちかけていた。
東亜がONEOUTS契約を結んだ理由は、彩川というダメオーナーを オーナーから引きずり降ろすためだった。
しかし買取先の社長が、「球団のメンバーを全て入れ替える」などと言い出した。
東亜はこれを聞いて、ONEOUTS契約で得た大金をはたいて、 先に球団を奪い取った。
東亜はリカオンズオーナーとなった。
ここら辺展開早過ぎな気がした。敵球団ほとんど無視してるし。
15巻「金が欲しけりゃ獲れよ、自分の力で」
Lチケット、MVPチケット導入。
面倒なのでチケットの説明は省く。気になるならwikipediaで見ろ。
リカオンズのサードの守備、今井の顔が最初よりめっちゃ若々しくなってる。
いつの間にかハイテンションなキャラになってるし。ホント何時からだよ。
後半で再び一軍に菅平参戦。Lチケットのせいでギャンブル依存症が野球に向いて突然の大活躍。
ここまで変わるもんなのか。
あと、この巻で球界を牛耳る最強の権力者、まぁ要するにラスボスが明らかに。
16巻「勝負師としての能力は超一流だからです」
東亜がマスコミに言い放った言葉。流石にこういうところでは敬語なんだな。
紆余曲折あってなんと各球団の最強選手が全員マリナーズに移ることに。
まぁ一言で言えばリカオンズ潰し。
移ったメンバーは
150キロのフォークボールを投げる河中、 どんな打球も全く同じフォームで投げる救援専門の水橋、
アンダースローの使い手の吉田、あと11巻から出始めた天才打者の天見、北大路。
...ぐらいだった気がする。
ちなみに今のリカオンズならばこいつらが相手でやっと互角。 短期間でここまで強くなるもんなのか。
次巻からはそんなマリナーズメインで話が進む。
このあたりのリカオンズは調子乗りすぎじゃね?ってぐらい強い。
17巻「背中にデッドボールを受けたら1000万」
アンダースローの使い手で影が薄い選手、吉田
東亜のこの一言で完全に攻略される。原理の説明は面倒なので省く。
さらに東亜はマスコミを最大限に利用して完全にマリナーズをバラバラにする。
現時点でのマリナーズの実力は他のザコ球団と同レベル。落ちすぎ。
ただ投手のほうはスランプに陥ってない分余計に酷い。
4巻で登場した吉良なんて「3回もゲッツー取りやがって!お前は内野ゴロマシーンかっ!」とか
試合後「今日負けたのはお前のせいだ」とか打者にバンバン文句付けてる。 全然サイレントじゃねーっつの。
この時文句を付けられた外人打者、ブルックリンは18巻の後半で覚醒するけど。
そんな中、マリナーズの打者の一人、高見が人知れず東亜の攻略を開始。 見事ホームランを放つ。
つーか東亜も打者の心理が読めるんならフォアボールにでもすれば良かったのに。打たれるとは思ってなかったか。
18巻「俺は無駄死にはしない。必ず何かを拾って死ぬ」
東亜の攻略法は明らかに。
なんと高見が自腹で買った6000万のバッティングマシーンによる練習だった。
このバッティングマシーンには、東亜の投球動作が記録されてて、
さらにボールの回転数をコントロールして撃ってくる。
...でも投球動作なんていつ撮ったんだ?いやそれはどーでもいいか。
しかし、これだけでは攻略は間に合わない。
そこで高見はもうひとつの秘策を放つ。
ボールが来た瞬間、バントからバッティングに変えて打つ打法、バスターをすれば
成功率が大幅に上がるらしい。原理はぶっちゃけよくわからん。
しかし、これでもまだ東亜攻略者は高見、天見、北大路の3人だけだった。
さらにそれを試合中東亜に見破られ、この3人は全てフォアボールにし、 残りの6人を完璧に抑える手段に出た。
確かにこれなら失点しない。
試合後、「やっぱアレは無理だろ」みたいな雰囲気になり、誰もバッティングマシーンを使わなくなる。
そんな中、ブルックリンが一人でそのマシーンを使い続け、遂に攻略に成功。
その時ブルックリンが高見に言った 「渡久地を打てる人間が3人しかいないから向こうのいいようにやられるんだろ。
だったら、俺が4人目になる。4人なら、渡久地をブッ潰せるだろ。」って言葉に微妙に感動。セリフ長いけど。
それにつられて他の人も東亜相手にヒットを打ちはじめる。
そして、見事東亜は敗北。
19巻「それでも勝ちたければ、鬼になれ」
実はこの言葉は3巻で出た言葉なんだが、最終話で児島の頭に蘇る。
この巻ではなんとマリナーズVSリカオンズ5連戦が行われるが、 一試合のスピードがめちゃくちゃ速い。そりゃそーか。
しかもリカオンズは4勝しないとマリナーズに優勝を取られる危険な状態。
ところが、初戦は東亜が最後まで投げる。打たれ続け、 マリナーズ打線に36点を取られ、敗北。
実はこれが東亜の最強の必殺技だった。 そしてその後は東亜がマウンドに上がることは無かった。
2戦目、当然別の投手が投げる。ところが、マリナーズ打者は全く打てず。敗北する。
3戦目、高見があることに気づく。よく見たら全員打撃フォームが変らしい。
コーチに相談して調べてもらったところ、すぐに結果が出た。
確かに東亜相手に大量のヒットを打った。しかし東亜が投げたボールは 全て内角高めと外角低めのボールだった。
これにより、その試合中は全員フォームを知らない内に少し崩して打っていた。
さらに人間は、「劇的な成功体験」をすると そのとき使ったフォームが体に染み付いて離れなくなるらしい。
要するにホームランを打ちまくれば、その変なフォームが固定されるということ。
無茶苦茶な展開な気もするけど、確かにこれは最強の必殺技だな。
結局、3戦目、4戦目も敗北。
最終戦、この時点で東亜は人知れずプロ野球界を去っていた。
試合は、やはりマリナーズは打てないが、河中がリカオンズを完全に抑える。
ところが、後半でとうとう児島に破られる。
そして最後、なんとかフォームを取り戻しつつある高見だったが、 倉井の豪速球に破れ、見事マリナーズは敗北する。
そしてリカオンズは優勝した。だがオーナーの東亜がいないので 結局リカオンズは民間の球団として再スタートした。
でも東亜、最終巻なのに全然出番が無い。仕方ないけど。
と、言うわけでONEOUTS全19巻のレビュー終了。 つか結構あらすじの部分も多かったかも。
この作者のもうひとつの作品「LIAR GAME」も最終巻がでたらレビューする予定。まだまだでないだろうけど。
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